【片麻痺当事者ブログ2024/03/22】障害者領域の重心

みなさん

 

こんにちは。

 

先日の障害者PASMOの続報だけお伝えします。

 

以前別の記事で障害者PASMOというものがあり、基本半額になるけど、

 

使う時は「介護者と一緒じゃないといけない」

 

 

の謎の縛りがあることに納得がいかない

 

 

と言う記事を書きました。

 

 

この続報ですが、なぜそうなっているかと言うと

 

結論、「昔からそうだから」と言うのが解答のようです。

 

 

メディアが各鉄道会社に問い合わせたところ、

 

 

「理由はわからない」な解答が最も多かったそうです。。。

 

 

昔からそうだから、そうしてると言う日本の悪いところを煮詰めたようなクソ理由でした。💧

 

鉄道会社としてはそりゃもちろん一人分の利用料をとりたいので、「半額にする分2人で乗ってね」と言うロジックはわかります。

 

では、どれくらい売り上げが下がるのでしょうか。

日本の障害者の割合は約7.4%で

 

例えばJR東日本の1日の利用者数は約35万人です。

JR東日本の1日の売り上げは2023年4月時点で約120億なので、1万人当たりの売上は

120➗35で、3.4億です。

35万人の7.4%は約3万人なので、障害者の利用者は約3万人と仮定します。この3万人からの売り上げは3✖️3.4億で約10億円です。この10億を5億にするのが嫌というのが鉄道会社の回答です。。。確かに売上マイナス5億はイヤもしれませんが、ここが障害者領域のグレーなところで、これを判断する際に何を重視するかが人それぞれすぎて定まっていません。障害者の経済的困窮を解決したいなら1人乗車でも半額にすべきだし、障害の有無は関係なく社会的な平等性という観点を大事にするなら、半額制度自体無くすべきだしなど。社会的に何を取るか、どんな社会にしていきたいかの議論が十分になされていないことが1番の問題な気がします。