脳卒中の基礎知識【片麻痺当事者ブログ2024/04/25】

みなさんおはようございます。

 

継続が重要であることを理解しているので、できているとなんか嬉しいモノです。

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さて、今回は僕が罹患した脳卒中について簡単な基礎知識を共有です。

 

実は、脳卒中という病気はないです。

 

どういうことかというと、脳卒中というのは三つの病名の総称なんです。

 

脳出血脳梗塞くも膜下出血です。

 

この三つを総称して脳卒中と言います。

 

いわゆる脳血管系の疾病です。

 

血管がつまるのが梗塞で、破れるのが脳出血、くも膜で起きる脳出血くも膜下出血です。

 

この脳卒中、何が1番やばい病気顔言うと、発祥場所が身体の司令塔である脳で起きるというところです。

 

脳で起きるということは、何かしらのダメージが脳に行くわけで、そうなると考えもしないようなことが起きたりします。

 

ちなみに私は右脳の脳出血をしました。

 

人間の身体はうまくできているもので、左右の脳どちらかにダメージを受けてもちゃんと生きられるように左右の脳はそれぞれ反対側の身体をコントロールしています。

 

右の脳にダメージを受けると左半身に。左の脳にダメージを受けると右半身に影響が出ます。

 

 

私の場合は、右脳なので、左半身全てを動かせませんし、感覚もありません。

 

すごく幸運だったのが、右脳であったことだと思います。

 

なぜなら、左脳にダメージがあると言語能力が失われてしまうので、そういう意味では幸運だったと思います。

 

言語能力に支障が出るとこの部ブログはもちろん、思考ができなくなるので、「考える」ことができなくなります。

 

考えられないということは恐ろしいことで、反省・内省・想像・予測など全てができなくなります。

 

なぜなら、これらのことはすべて、言語を用いて行うことだからです。

 

これを失って生きていくというのはかなり生きづらいと思います。

 

というか、生きづらいというよりも何よりも、その現実の方が辛いと思います。

 

考えられないのでまさに生き地獄に近いのではないのでしょうか。

 

なぜこうなった?

とかどうして?

とか出てくるかもしれないですが、その先は考えられない・・・。

 

想像もつかない歯痒さがあると思います。

 

私なんか左半身の自由を失っただけで、この絶望なので

 

言語を失った方はその感情を整理することもできず、

 

自分に落とし込むこともできず・・・。

 

想像し難いです。

 

まさしく当事者にしかわからないことですね。