【片麻痺当事者ブログ2024/02/10 脳卒中後遺症ガチャ】

こんにちは。

 

今日も今日とて早起きです。

 

さて本日は後遺症ガチャについてです。

 

ガチャとは何かというと「何が出るかわからない」という意味で使われます。

 

「親ガチャ」などがよく使われます。

 

脳卒中をすると、漏れなく後遺症にこのガチャシステムが搭載されます。

 

多くの場合、体が不自由になる身体障害を負ったり、脳の機能自体に影響が出る高次脳機能障害などを持ちます。

 

そのほかにも感覚障害、視覚障害など、体の指令塔である脳の病気なので何が出るかは本当にガチャです。

 

生き残れた場合、このガチャに人生を大きく左右されるので、

 

気付かぬうちに人生を賭けたガチャを引くことになります。

 

僕のガチャ結果は左半身不随と高次脳機能障害でした。

 

文字にまめるとすごく簡素なのですが、

 

左半身不髄といえど、どのくらい動くか、使えるのかでかなり生活の豊かさはかなり変わってきます。

 

僕の場合であれば、不髄だけど、ももに力は入るので、自立することができるけど、感覚わからないし、自由に動かせないけど、足を振ることできます。

この二つ(ももに力が入る、振れる)ができることで、歩行する上では生命線になっていますし、自分で動けることが多いです。

 

できることが多いからこそ自尊心を保つことができています。

 

ガチャでいえば、中吉ぐらいでしょうか。

 

ガチャで大凶を引いた場合は、意識不明で病院でないと生きられないなどが普通です。

 

このガチャの仕様に合わせてリハビリがされますが

 

出方が様々かつ、治癒方法があるわけでもないので、あまりに膨大なパターンに医学は未だ対応しきれていないように思います。

 

とはいえ、現れるガチャはパターン分けできるので、一つずつ、セラピストや医者がしっかりと見ながら対応していけば、できなくはないと個人的には思います。

 

ここで重要な事は「受け身の姿勢」だと回復は厳しいという事です。

 

受傷したことへのメンタル面のストレスなどから「前向きに治療すること」がとても難しいのも脳卒中の罠です。

 

自分の生活が安全に変わった直後に前を向いて積極的に治療しないといけない。。。。なかなか酷な病気です。

 

仮にできたとして、治る保証もありません。

 

ひきtくあいこの後遺症ガチャ、皆さんも引くことがない事を願います。