【片麻痺当事者ブログ2024/01/05】2-忘れないために

こんにちは。

 

ブログを書き始めて今日で2日目です。

今日からお仕事スタートです。金曜日で1日だけですが頑張ります。

 

内容をどうしようかなと考えていたのですが

とにかく続けることが大切なのでそこまで気を負わず書きたい内容にしようかなと思います。

 

で、今日は記憶に関してです。

記憶障害があるのでモノゴトをとても忘れやすいです。

 

そんな僕ですが、とてもよく本を読みます。

年末年始もなんだかんだ2週間で5冊ぐらい読みました。

 

お過去の自分は読書とは読み終えることでの満足というのがとても強いのが罠です。

5冊読んだから、じゃその内容全部言えるのか?と問われると正直微妙な所だと思います。ただでさえ今は記憶障害があるので、ただ読んだだけでは、まぁ頭に入りません。しかし、わたしはわたしなりの方法で、記憶・復習しています。

とてもめんどくさいですが、本の大切なところにマーカーをしておき(わたしの場合は100%でKindle)、その部分をノートにさらに要約をしながら書き写します。

書き写している過程で要点を見るので復習となります。そして、その先はアクティブリコールを利用していきます。

 

記憶しやすくするためにアクティブリコールを使おう!!

 

アクティブリコールとは、要は「思い出し作業です」。何も見ずに、全てを思い出せるかを自分に問う。そのことで、そもそもの脳の機能の「思い出そうとする情報の不完全さを強化していく」機能使って、記憶を強化していきます。

その際に都度、情報を補填しながら確認することで、それの記憶は深まっていきます。

「記憶すること」はほぼほぼ復習の回数に応じて強くなるものです。

記憶はペンキ塗りです。
何度も塗り直すほどに色(記憶)は定着していきます。

具体的に言うと例えば、「成功のためには圧倒的な継続と修正が必要」という要点があったとします。

この再ノートには「成功のためには圧倒的な継続と修正が必要」と、を書きます。

この場合の問いは「成功のために必要な2つのことは?」です。

問いにすることで、問題を解いているような感覚になり、ゲーム感覚で復習をすることができます

さらに、問にすることはスピード復習をする上でも有効です。

その本の要点が5個なら問を5つ見るだけで、その本の復習が完了するというわけです。

記憶とは何度も言うようですが、ペンキ塗りです。

ここでは「見るだけ復習ができる」というお手軽さと「問する」というスピード感を持たせることで

継続しやすくしています。

続と努力をいかにしやすくするかが勝負の分かれ目ですね。

このアクティブリコールはスピードと脳機能に即した方法を兼ね備えた最強の記憶定着だと濃く障害を持つわたしは思います。

 

人間の脳には「問いに抗えない」という特徴があります。「どこにお住まいですか?」と聞かれたら

声に出さずとも自分の住んでいる場所名が頭に浮かびませんか?

繰り返しになりますが「脳は問に抗えません。」

つまり、「問いを見る=ほぼ思い出す」の状況に自分で近づけるというとても合理的な方法です。

学んだことの要点をまとめて、問いにして、復習しやすくしておけば、記憶は自ずと身についていくものなのです。

これが学習です。記憶の定着と言う意味で問作りと思い出す作業をしているというわけです。